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保育士試験は難しい?必要な勉強時間と勉強方法|合格までモチベーションを保つコツ

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保育士試験ってどのくらい難しいの?

忙しい主婦でも合格できる?

実際どのくらいの勉強時間が必要なんだろう…

これから保育士資格を目指そうと考えている方の中には、本当に合格できるだろうかと不安に思う方が多いのではないでしょうか。

保育士試験は国家資格のため簡単な試験ではありません。しかし必要なポイントをおさえてしっかり勉強すれば合格できる試験です。実際に私の職場でも主婦や社会人になってから保育士試験に合格して活躍されてる方が多くいます。そしてわたしも保育とは全く関係のない分野から保育士試験に挑み、現役で保育士として働いている一人です

この記事では保育士試験を受けようか迷っている忙しい主婦の方に向けて、合格までに必要な情報や勉強方法についてわかりやすく解説します。

これから保育士試験に挑戦しようと思っているけど、本当に合格できるか不安だなという方はぜひ参考にしてください。

保育士試験の合格率

保育士試験の合格率は 約20%〜30%前後 です。1発で合格できる方は全体の5%ほどで、決して簡単に合格できる試験ではありません。

簡単に合格できる試験ではありませんが以下の特徴があります。

  • 合格した科目は3年間有効
  • 実技試験は3つの中から2つ選択制

合格した科目は3年間有効

合格した科目は3年間有効とは、1年目に合格した科目は翌年と翌々年は持ち越せるということです。

わたしの場合

1年目、7教科合格。
2年目、残り2教科のうち1教科合格。
3年目、最後の1教科合格。

という感じです。

合格した科目は翌年受けなくても大丈夫(受けることもできます)。2年目、3年目は不合格科目だけに集中して勉強することができます。

9教科を一度ですべて合格する必要はないので、忙しい主婦にとってありがたい仕組みです。

実技試験の合格率

筆記試験に合格してから、実技試験に合格する必要があります。
保育士試験の実技の合格率は例年80%~90%前後です。筆記試験の難関を通り超せばほぼ合格できるという高い水準です。しかしあまりに練習不足であったり、時間内にできなかったりなど規定を満たすことができなかった場合は不合格になります。

保育士試験が難しいと言われる理由

保育士試験が難しいと言われる理由はいくつかあります。

科目数が多い

保育士試験は筆記試験だけでも9科目あります。9科目それぞれ異なる分野の内容を学ぶ必要があります。

科目ごとに出題傾向や覚える内容も違うため、切り替えながら学習する難しさもあります。計画的に進めないと「やることが多すぎて追いつかない」と感じやすく、これが難しいと言われる理由の一つになっています。

実技試験がある

筆記試験に合格すると、次は実技試験があります。

試験内容は、

  • 音楽に関する技術(弾き歌い)
  • 造形に関する技術(絵画)
  • 言語に関する技術(読み聞かせ)

3分野から2つを選択して受験します。音楽ではピアノの弾き歌い、造形では与えられたテーマに沿った絵の制作、言語ではお話(素話)を行うなど、それぞれ保育現場で求められる力を実践形式で評価されます。


わたしピアノが弾けなくて…

ピアノは必須ではありません。ピアノ以外にギターやウクレレで伴奏をする方もいます。
造形(絵を描く)と言語(素話)を選択すればピアノが弾けなくても大丈夫です。

保育士試験を考えたけど、ピアノが弾けないという理由であきらめなくて大丈夫です。造形と言語を選択することで、ピアノが弾けなくても試験に挑めます

また上手に弾けることが合格基準ではありません。簡単な伴奏ができて(バイエル程度)子どもに向けて歌っていることを想定し、元気に大きな声で歌えていることのほうが重要です。

保育士試験の内容

保育士筆記試験内容

  • 保育原理:保育の考え方や歴史、保育所の役割など
  • 教育原理:教育の基本的な考え方や制度について
  • 社会的養護:児童養護施設や里親制度など、子どもを守る仕組み
  • 子ども家庭福祉:子どもや家庭を支える福祉制度や法律
  • 社会福祉:福祉全体の仕組みや制度
  • 保育の心理学:子どもの発達や心の成長
  • 子どもの保健:子どもの健康や病気、発達に関する知識
  • 子どもの食と栄養:食事や栄養、食育について
  • 保育実習理論:実践的な保育内容や表現(音楽・造形など)

筆記試験は現場では即戦力にはならない知識が多く求められます。

社会福祉・子ども家庭福祉 法律、条文の暗記
教育原理 ルソー、フレーベル歴史的偉人、教育思想の暗記
子どもの保健・食と栄養 栄養素の計算、感染症などの細かい知識
保育実習理論 音楽のコード進行、美術の技法

なぜ、このような知識が求められるの?

専門職としての証明
単なる子ども好きではなく、法律や歴史などの根拠を理解している国家資格保持者であることを証明するため。

働く場所の多様性
保育園だけでなく、児童養護施設や障害児施設などあらゆる福祉現場で働くため基礎知識を網羅する必要がある。

適性のハードル
膨大な範囲を投げ出さずにやりとげる根気や学習能力があるかを測る、選別としての側面があります。

保育士試験で幅広い知識が求められるのは、子どもの命や成長を支える専門職としての責任を果たすためです。

一見するとハードルが高く感じるかもしれませんが、乗り越えた先には「信頼される保育士」としての大きな価値が待っています。

保育士実技試験

実技試験は以下の3つから 2つ選択 します。

  • 音楽(ピアノなど)
  • 造形(絵を描く)
  • 言語(お話)

実技試験では、保育現場で必要とされる「表現力」や「子どもへの伝え方」が主に問われます。ただ技術が上手いかどうかだけでなく、子どもにわかりやすく、楽しく伝えられるかという点が評価のポイントです。

音楽では弾き歌いを通してリズムや声かけ、造形ではテーマに沿った表現力や構成、言語ではお話を子どもに伝える力などが見られます。

※重要:保育士試験の受験資格

保育士試験は誰でも受験できるわけではなく、一定の条件があります。

主な受験資格は次の通りです。

  • 短大・大学卒業
  • 専門学校卒業
  • 高卒+児童福祉施設などでの実務経験

主婦の方でも、これらの条件を満たしていれば受験することが可能です。母校に卒業証明書を発行してもらう必要があるので早めに準備をしましょう。

保育士試験合格のための必要な勉強時間

保育士試験に必要な勉強時間は一般的に100〜150時間程度と言われています。1日1時間勉強すると、約3〜5か月程度で基礎を学ぶことができます。

主婦の場合は、家事・育児・仕事などがあるため、長時間の勉強は難しいことも多いでしょう。そのため時間を捻出する必要があります。

  • 朝の30分
  • 夜の30分
  • スキマ時間

などを活用することが大切です。

保育士試験合格のための効率的な勉強方法

保育士試験は範囲が広いため、やみくもに勉強するのではなく「やり方」がとても重要です。効率よく合格を目指すためのポイントを紹介します。

  1. 過去問からスタートする
  2. テキストは調べるために使う
  3. 頻出分野にしぼる

過去問からスタートする

まずは直近の過去問から解いていきましょう。試験までに過去5年分を繰り返し解くのがおすすめです。

出題傾向がわかるので、無駄な勉強を省くことができます。

最初は解けなくても大丈夫。こういう問題がでるんだと知ることが大切です。

テキストは調べるために使う

テキストは過去問を解いてわからなかったことについて調べるために使います。範囲は膨大です。テキストを1から読んでいるだけでは、時間が足りないし覚えることもできません。

頻出分野にしぼる

過去問を解いていると毎回出ている問題がわかってきます。
細かいところは後回し。

6割取れれば合格です。完璧を目指さない。

モチベーションが落ちた時の対策

保育士試験に合格するぞ!と勉強を始めたものの、膨大な試験科目、取得までにかかる月日、日々の忙しさに諦めたくなる日がやってきます。


毎日、子育てと家事でクタクタです……

わかります。わたしも何度も現実逃避しました。

モチベーションが落ちた時の3つの対策をお伝えします。

ハードルを下げる

  • 1問解くだけ
  • テキストの赤字部分だけ一つ覚える
  • 5分だけやる

毎日少しでもやることで、また合格までがんばるぞという気持ちが戻ってきます。

勉強した内容を見える化する

  • チェックリストを作って、できた日に✔をつける
  • 解いた問題数をメモする(正の字でカレンダーにつけるなど)

小さな積み重ねを実感できるようにすると、意外とやれてると自信につながります。

合格後の自分を具体的にイメージする

保育士として働いている自分。子どもと関わっている姿など。なんのために頑張っているのか、どうして保育士資格を取りたいのかを具体的にイメージしておくことが大切です。

保育士補助で働く

資格はまだ取っていなくても、保育補助で働くとより資格取得へのモチベーションにもつながります。

保育士試験を取った方がいるとアドバイスをもらえることも

思い切って休む


無理に続けて嫌になってしまうより、「今日は休んで、明日またやろう」と切り替える方が、長く続けやすくなります。

保育士試験は科目数が多いけど、6割目指して頑張ろう

保育士試験は、合格率や試験範囲の広さから「難しい」と言われることが多い試験です。しかし、ポイントを押さえて効率よく学習を進めれば、主婦や社会人でも十分に合格を目指すことができます

実際に、仕事や子育てと両立しながら合格している方も多くいます。大切なのは、完璧を目指すのではなく、できることを少しずつ積み重ねていくことです。

「自分にもできるかな」と不安に感じている方も、一歩ずつ進んでいけば大丈夫です。この記事が、保育士試験に挑戦するきっかけや後押しになれば嬉しいです。