2025年にスペシャルドラマ化が決定した『花のれん』。北川景子さん主演で盛り上がっていますが、なんでそんなに盛り上がってるの？
この記事ではなぜ『花のれん』が注目をあつめるのか？山崎豊子さんを全く知らない方へ、魅力をお伝えする内容となっています。
『花のれん』注目のわけ
山崎豊子作品と言えば『白い巨塔』『不毛地帯』『大地の子』『沈まぬ太陽』40代以上のかたなら聞いたことがあるはず。どれもベストセラー小説であり、ドラマ化も大ヒットした作品です。
作中の主人公の人間くささが生々しく、人はどこまで腐っていけるのか。人はどこまで人に尽くせるのか。
自分の心もえぐられるような、はらはらドキドキかんがたまらないのです。
そして今回『花のれん』のSPドラマ化です。
吉本興行創始者 吉本せいさんをモデルにした作品で、女手一つで寄席を大きくしていくまでの波乱万丈の人生を描いた作品です。
家族そっちのけで仕事に没頭し、男に恵まれず、本当の幸せとは？なんとも後味悪い作品なんですが、ドラマ化ではどのように描かれるのか楽しみです。
山崎豊子さんとは？
山崎豊子さんの作品になぜ、はまってしまうのか？一度も読んだことがないかたはぜひとも読んでほしいところですが
山崎豊子さんは一つの作品を描くのになんどもなんども取材を重ね、話を作りこんで行きます。
『大地の子』では中国での取材に3年かけて作られたそうです。
どの作品にもモデルとなる人物が存在します。
実在する人物に取材を重ね、新聞記者かそれとも刑事かと思われる、下調べのすえに一つの作品が成り立っているため。
奥深い、人間の闇や苦悩がありありと響いてくるのです。
まとめ
『花のれん』は『白い巨塔』『不毛地帯』『大地の子』『沈まぬ太陽』などの大ヒット作品に続く山崎豊子作品のドラマ化で、大ヒットが期待されるファン待望のドラマ化です。
2025年の『花のれん』の放送までにぜひとも他の山崎豊子作品を見て魅力を感じてください。
昭和を生きた世代には、心にささる作品となり。
令和を生きる世代には受け入れがたい、女の生き様と映るのかそれとも共感を得るのか
すべての世代に見てほしい作品です。
まずは小説から見てみては？
