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【40代での決断】限界ワーママが退職を選んだ理由とその後の生活

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  • 子育てと仕事と、土日も休みがなくてもうへとへと
  • 40代になって、仕事の責任ものしかかってきた
  • 親の不調で、仕事も休みがちにどうすればいいの?

怒涛の30代子育てを乗り切ったけど、ついに限界がきた。40代に突入し、仕事では責任のあるポジションに。小3までの時短勤務がなくなり学童がなく親の帰りが遅く子どもが不安定。そんなときに祖父母の不調が重なり、もう自分ではかかえきれない。退職が頭をよぎる。このまま仕事を辞めていいのだろうか?

この記事では、筆者が40代に入り仕事を辞める決断をした理由、辞めるまでの必要な準備、辞めてからどうなったかについてを書いています。

好きな仕事なら、続ける方法を探してください。親の不調は介護休暇や休職など、退職以外の方法を探します。子どもの不安定は職場に相談、理解のある職場なら働き方の選択を与えてくれるはず。自分や家族を犠牲にしてまでする必要のある仕事なのか?他にも方法はないのか一緒に考えましょう。

ワーママが限界を迎えた、退職理由

3人の子育てをしながら働くワーママでした。
長女と次女は2人でお留守番ができたため、これまでなんとかやってこれました。
しかし三女には発達障害があり、自宅での留守番が難しい状態です。

市の支援も十分とは言えず、障がいがあっても預かり制度などがなく働く母親にとっては厳しい現実でした。
さらに追い打ちをかけるように実父が脳梗塞、実母ががんを患い、入退院を繰り返すように。
実家と自宅を行き来しながら、仕事は家に持ち帰り、家事の合間や土日も返上してこなしていました。

睡眠時間は削られ、不眠や血尿、さらには毎月風邪をもらうようになり、ついに限界を迎えました。さすがに体が悲鳴を上げ始めたら限界です。

仕事はわたしがいなくても回るけど、家庭はそうはいかない。

手放すことができるのは仕事。家族は手放せません、それに家族が大切だしもっと寄り添っていたいと思いました。

退職理由は人それぞれです、40代で退職って次がないという不安は大きいです。辞めた途端に何者でもなくなり社会的信用もなくなります。再就職は厳しい道のりになるでしょう。

退職を決断する前に考えること

仕事を辞めたいと思い始めて、いきなり退職するのは危険です。やめる前に準備が必要です。

  1. 家計のシミュレーションと生活費の見直し
  2. 失業給付・扶養・年金制度の確認
  3. 配偶者や家族との話し合いによる役割分担の再検討
  4. 自分にとっての限界点や優先事項の明確化
  5. 副業や在宅ワークなどの選択肢の調査
  1. 家計のシミュレーションと生活費の見直し
    月々どのくらい生活費にかかっているのか、自分が退職したあとも生活をいじしていけるのか考える。節約できるところがないか、固定費の見直し、無駄な保険を払っていないかなど細かいところまで確認が必要です。
  2. 失業給付・扶養・年金制度の確認
    退職後に受けられる失業手当の条件、扶養に入る際の制限、年金の支払い方法など、制度の基本を把握しておく。ハローワークや市区町村での相談もできます。
  3. 配偶者や家族との話し合いによる役割分担の再検討
    収入の減少に伴う家計への影響や、家事・育児・介護の分担について家族と明確に話し合い、協力体制を築いておく。
  4. 自分にとっての限界点や優先事項の明確化
    何が負担になっているのか、何を優先したいのかを具体的に書き出す。仕事、家族、自分の健康のどれを守りたいのかを整理することで、判断がぶれにくくなる。
  5. 副業や在宅ワークなどの選択肢の調査
    退職後も金銭的不安に陥らないために副業や在宅ワークを検討する。クラウドソーシングやスキルシェアサービスを利用して、小規模から始められる仕事を探しておく。

退職以外の選択肢を考える

仕事も育児も介護もとなると、仕事を辞めたくなりますが退職以外の方法も検討しましょう。金銭的な不安が一番しんどくなります。

  • 部署異動や業務内容の変更を申請する
  • 一時的な休職を利用し回復の時間を持つ
  • 転職活動を先に始めておく
  • 正社員からパート勤務に切り替える
  • フリーランスや在宅業務を検討する

転職活動をする

退職以外の方法を検討し、会社に打診しても受け入れられなかった場合。在職中に転職活動を始めましょう。在職中の転職活動は客観的な視点で自身の市場価値や働き方を見直す機会になる。転職エージェントを活用することで、必要な準備や条件整理も行いやすい。

退職しても楽にはならない

退職を決断したわたしからのメッセージです。退職しても楽にはならない一時的な解放感や、時間の余裕ができて大きな疲労からは解放されたものの、親の介護と障がい児育児はやはり自分一人でどうにかするものではないと思い知りました。終わりのない日々が続くので、やはり人に頼るのが大切です。

人の世話は一人でやってはいけないと悟りました。

親の介護は、無事に要介護認定がいただけデイサービスを利用できるようになり少しづつ解放されていきました。障がい児育児も夕方のデイサービスの日数を市役所で増やしてもらえるよう懇願し、学校と放課後デイサービスの先生の協力の元増やしていただくことができました。

退職してよかったこと
  • 解放感
  • 時間に追われることのない日々
  • 夜よく眠れる
退職して後悔したこと
  • 収入面での不安定さ
  • 社会とのつながりが減る感覚
  • 今後のキャリアに対する不透明さ

まとめ|納得のいく選択をするために

限界を感じたとき、ただ我慢を続けるのではなく、状況を整理し選択肢を比較検討することが大切です。。退職も含め、自分の健康と家族の生活を守るために、最適な方法を選ぶこと。

好きな仕事なら、辞めずに済む方法を探すべきです。嫌いな仕事なら、いきなりやめずに副業で少しづつ好きな仕事にシフトしていきましょう。

辞めてしまうと金銭的不安は付きまといます。今なにでしんどいのかを、書き出してみてください。一人で解決せず、誰かに相談することをおすすめします。

追記|未来の生き方を考えたい

子育て・介護・仕事。
全部を女性が抱える前提の社会でいいのか?
家族のことを思うからこそ、
何も言わずに我慢して犠牲になるママが理想像でいいのか?

共働きでパートナーがいくら協力的でも女性の負担は多いままです。どうにかいい方法はないものかと日々考えてはまだまだ結論にいたっていません。

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