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毎日片付けばかり…を卒業!子育て家庭の収納と家事の見直し術

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  • 片付けても片付けても、気づけば部屋が元通り…
  • あれどこ?これはどこに?といつも聞かれてばかり
  • 自分だけが頑張る家事、もう散らかさないで。

毎日毎日、片付けているのにあっという間に元通り。自分だけが片付けをがんばっていても家族の協力がなければ片付けはいつまでも終わりのない家事です。このまま毎日同じループを繰り返すのはつらいですよね?

片付けのループを抜け出すために必要なことは仕組みをつくることです。仕組みとは誰が見てもわかる収納や使ったら戻しやすい配置をつくることです。

この記事では子育て中のママ・パパが毎日の片付けをラクにするために、収納の仕組みの考え方と、すぐに実践できる工夫をご紹介します。

片付けてもすぐにリセット…原因は仕組みがないこと

収納の仕組みとは、ただモノをしまう場所を決めることではありません。家族みんながどこに何があるか分かり、自然に戻せる状態をつくることです。

あなただけが一人で片付けをがんばっていませんか?家族が協力すればあっという間に終わることなのに一人でやると何倍も時間がかかります。

家族みんなが片付けをできるようにするには「出す→使う→戻す」がわかりやすいこと。収納の仕組みの基本です。

収納の仕組みの基本
  • ラベリング
  • 使う場所の近くに収納
  • 生活動線に合った収納

収納の仕組みの基本は家族みんなが片付けられるようにすることです。そのためには収納の仕組みが重要です。とくに子どもや片付けが苦手な家族にとっては、物の場所と戻すルールが一目でわかることが大切です

ラベリング

収納場所にはラベルを付け、誰が見ても中身や用途が分かるようにします。小さなお子様のいるご家庭はイラストや写真を収納場所に貼ると見ただけでわかるのでおすすめです。

ラベルの内容は「おもちゃ」「文房具」といった分類よりも、「ブロック」「はさみ」「爪切り」など具体的な名前にするとより戻しやすくなります。

ラベル作成が面倒に感じる方は、最初はよく使う収納場所だけでもOKです。おもちゃ箱・文房具コーナー・爪切り耳かきなどです。家族がよく使う場所から始めると効果的です。

使う場所の近くに収納

収納は片付けやすさを重視して配置する必要があります。特に重要なのが使う場所のすぐ近くに収納するという考え方です。使ったあとすぐに戻せると散らかりにくくなります。

散らかりにくい収納の例
  • ハサミ・ボールペン →リビング
  • レジ袋・マイバッグ →キッチン
  • 子どもの上着・帽子 →玄関

使うものの近くに置く、ということがわからない場合はいつも出しっぱなしになっているものから考えてみると良いです。

生活動線に合った収納

家の中での人の動きに沿った収納配置にすることで、出し入れが楽になります。特に洗濯動線と子どもの動線は、物の出し入れが頻繁に発生し、片付けが後回しになりやすいポイントです。

洗濯動線の工夫

洗う→干す→たたむ→しまう、までの流れを同じ場所で完結させると動きがシンプルになります。

脱衣所で使うものはすべて脱衣所に収納します。普段着はたたんだ後に各自が自分の部屋へ持っていくスタイルにすれば、家族で分担しやすくなります。

子どもの動線の工夫

小学生以下の子どもにとって、リビングは生活の中心です。 遊び・着替え・学習といった日常動作の多くがリビングで行われます子どもにとって親が見える範囲にいることが安心できる場所だからです。

お子様が小学生以下のご家庭はリビングのすぐそばに収納を集約することで、自然と片付けの習慣が身につきます。使った後すぐに戻すことができるので、負担が少なくなります。

おすすめの収納場所
  • おもちゃはリビングに棚やかごを設置
  • 着替えは一軍の衣類だけリビングに置く
  • 学用品はリビングにワゴンなどを置き専用の場所を作る

子どもの動きにあわせて片付けられる位置を決めることが無理なく続けられる収納の秘訣です。

子ども部屋の活用方法

シーズンオフの服、節句グッズやアルバム、あまり使わないおもちゃなどの「二軍アイテム」を置く。

リビングには今使うものだけを置き、子ども部屋にはたまに使うものをまとめることで、片付けやすさとスッキリ感の両立が可能になります。

仕組みを整えても散らかる場合に考えること

収納の仕組みを整えても、どうしても片付かないと感じる場合は、モノの量と空間の使い方を見直す必要があります。

物の量を見直す

収納がうまくいかない原因の多くは、モノが多すぎることにあります。どこに何をしまうか決めていても、収納スペースの容量を超えていると、必ずあふれます。

処分しよう
  • 最近使っていないもの
  • 同じようなものが重複している
  • 無くても生活に支障がないもの

以上のものを見つけたら、処分しましょう。必要な物だけにすれば格段に片付けが楽になります。

余白をつくる

収納にはぴったり入れるよりも、使いやすさを保つ余白が必要です。引き出しや棚に1〜2割の空きスペースを残しておくことで、片付けが楽になります。


余白を作るメリット
  • 出し入れがスムーズになる
  • 片付けるモチベーションがいらない
  • 新しく物が増えても慌てず対応できる

床に物を置かない、導線をふさがないなどちょっとした工夫を取り入れることも散らかる原因を防ぐことができます。

ざっくり収納BOXを使う

小さいお子様や片付けの苦手な方は、大きなざっくり収納BOXを用意しておくことも一つの手です。 分別して片付けなくてもOK、一旦ここに全部入れてねというBOXです。

毎回きっちり片付けるのが難しい場合でも、「ここに戻すだけ」なら取り組みやすく、家族も協力しやすくなります。BOXがあることで部屋中に物が散らからずに保てるので、最低限のリセット状態をつくることができます。

BOXはリビングの一角や家具の下などに設置し、出しやすく戻しやすい位置にあることが大切です。 中が見えないタイプを選べば、見た目もスッキリ保てます。

定期的に中身を整理するルールを設けておくと、物が溜まりすぎるのを防ぐことができます

まとめ|収納に仕組みがあるだけで、暮らしも心も整う

仕組みを取り入れて、自分だけががんばる片付けから卒業しましょう。片付けは、一度やって終わりではなく、これからも毎日繰り返す家事です。

「出す・使う・戻す」の流れを仕組み化しておくことで、無理なく整った状態を保てる環境がつくれます。

片付けが「一人の作業」ではなく「家族の習慣」になれば、毎日の片付けに追われることが少なくなります。

まずは、今出しっぱなしになっている物から収納場所が正解か見直してみましょう。