- 在宅ワークって稼げるの？
- 子育てしながら家で働けるって本当？
- 月5万や10万って現実的なの？
子育てや介護で外で働くには厳しい主婦の方が空き時間に少しでも働けたら。そんなときに考えるのが在宅ワークです。 SNSや広告では「初心者でも月30万！」と目を引く言葉が並んでいます。しかし、ほとんどの人は5万円も稼げていないのが現実です。
厚生労働省の調査でも、在宅ワークで月5万円以下が多数を占めていることが明らかになっています。
在宅ワークはスキルなし未経験、初心者は最初の3か月はほぼ稼げないでしょう。稼ぐためにはスキルUPや資格の取得、または自分でストック型の収入源を作ることです。詳しく解説します。
まず在宅で稼ぐにはクラウドソーシングサイトの登録は必須です！初心者にも始めやすいランサーズから始めてみては？
もくじ
月5万円以下が多数。在宅ワークのリアル
厚生労働省の「在宅就業者実態調査」によると、
- 月収5万円未満：全体の約27.7％
- 月収5万〜10万円未満：18％月
3割が5万以下、半数近くが10万円以下で働いています。SNSなどで目にする高収入ケースは一部の成功例にすぎません。特に初心者やスキルのない状態で始めると、単価の安い案件をこなすことが多くなります。
実際に月5万円以下で働いている人たちが、どんな仕事をどれくらいやっているのかを見てみましょう。
よくある仕事例
- データ入力（単価：1件数十円〜）
- アンケートモニター（1回数円〜数百円）
- タスクライティング（1文字0.1円〜0.5円程度）
- 画像チェックや簡単な文字起こし
音声チェックの一例です
一件30円〜と簡単な仕事内容は単価も低いです。まとまった金額にするためには30円の案件の場合10分で1件こなすとすると、月に5万円を稼ぐにはおよそ 278時間 が必要になります。
これは以下に相当します
毎日作業した場合
約 9時間/日 × 30日
平日のみ作業した場合（週5日）
約 13.9時間/日
かなりの長時間労働になるため、単価アップや効率化を考えないと現実的ではありません
在宅とはいえ、もともと働く時間を確保することが難しい主婦にとって13時間も在宅働くのはかなりのハードワークです。
パート・副業との比較｜在宅ワークの損得
在宅ワークが向いているかどうかは「収入」だけでなく「働き方の柔軟性」もポイントです。
| 比較項目 | 在宅ワーク | パート |
| 給料 | 一件あたり30円（タスク） | 1,000円〜1,200円 |
| シフト制 | なし（自由） | あり（固定） |
| 通勤 | 不要 | 必要 |
| 子ども対応 | 柔軟に可能 | 困難な場合も多い |
時給換算ではパートのほうが高くなりますし、即金性も高いです。しかし育児や介護に追われている主婦にとって、時間の融通の利く在宅ワークはとても魅力的です。
それでも在宅ワークが選ばれる理由
稼げないのに、なぜ続けるのか？その答えは、短期的な利益ではなく長期的な視点にあります。案件をもらってお仕事をするスタイルは、お仕事をすれば対価としてお金がもらえますが案件を探し続けなければいけません。
在宅で頑張っている人が目指しているのはストック型の収入です。ストック型収入とは一度作ったコンテンツや仕組みが、自動的・継続的に収入を生み出す収入形態のことを言います。将来の投資と考える人が副業や在宅ワークとして取り組んでいます。ストック型収益になるお仕事の一例です。
ブログ・アフィリエイト収益（広告収入）
Googleアドセンス
記事に貼った広告のクリックで収益
ASP（A8.net、もしもアフィリエイトなど）
商品やサービスを紹介して購入・申込されると成果報酬。一度書いた記事が検索にのれば、半年後・1年後も収益が入る可能性もある。
YouTube（動画投稿）
YouTubeパートナープログラム（収益化条件あり）
再生回数・広告視聴によって収益
案件・アフィリエイト
動画概要欄から商品を紹介
人気動画が育てば、投稿しなくても収益が続く可能性あり
デジタルコンテンツ販売
note（有料記事）
Kindle電子書籍出版
BOOTHなどでのPDF教材・ハンドブック販売
デジタル商品のため在庫が不要、ときどき売れるのがうれしい
写真・イラスト・音素材などの素材販売
写真：PIXTA、Shutterstock
イラスト：Adobe Stock、ココナラ
音素材：Audiostock
一度登録すれば、複数回売れる可能性あり
スキル販売
ココナラ
クラウドワークス
ランサーズ
クラウドソーシングサイトに登録に登録して、自分のできることを紹介します。自分のスキルを買っていただくというスタイルです。
自分のできることをアピールし、待っていることで仕事がもらえるスタイルです。
自分のノウハウを「型」にして販売。リピートされやすいです。
オンライン講座・サブスク型のサービス
Udemyなどの講座販売
月額コミュニティ（note定期購読、CAMPFIREなど）
作った講座や教材が何度も売れればストック型に近づく
スキルゼロでもOK｜ランサーズという選択肢
在宅ワークを始めたい人にとって、最初のハードルは「自分にできる仕事があるのか？」という不安です。ストック型収入は最初は全く稼げません、ストック型はこつこつ自分で作る必要があります。ストック型収入とう平行して、在宅で働くときめたらクラウドソーシングサイトに登録し案件に応募しましょう。案件に応募するすることで、少しずつ自分のスキルも上がります。
ランサーズはその不安をサポートしてくれる仕組みがあります。
初心者が取り組みやすい案件例
タスク形式のライティング
商品レビュー
報酬は高くないものの、応募や納品の流れを知る練習になります。
プロジェクト形式に進めば、より高単価の案件にもチャレンジ可能です。
まとめ｜現実は厳しいが、スキルアップとストック型収益を作ろう
在宅ワークは、誰でも気軽に始められる反面、すぐに稼げるものではないという現実があります。
しかし、育児や介護と両立したい人、スキルを身につけて将来の自分に投資したい人にとっては、大きな可能性を秘めた働き方でもあります。
最初から理想の働き方を実現するのは難しいかもしれません。でも、あなたの生活に合わせて小さく始めて、大きく育てることはできます。
始めなければなにも始まりません、最終目標はストック型収益です。楽な道のりではありませんが、現代を生き抜くための手段かもしれません。
クラウドソーシングサイトに登録は必須！
