子育てに追われる毎日、家事に終わりがない日々…
専業主婦として頑張るみなさんの中には、
「どうしても疲れが取れない」と感じている方も多いのではないでしょうか？
実際に、私も最近こんな相談を受けました。
相談者は27歳、2歳と0歳の子どもを育てる専業主婦の方。夫は子育てに協力的で、一時保育も利用できている環境。それでも「毎日しんどい」と感じてしまうそうです。
このような状況、意外と多いのではないでしょうか？
そこで今回は、専業主婦の方が「疲れが取れない」と感じる理由と、
その心を軽くするためのヒントを5つお伝えします。
完璧主義が心を縛っている
「ちゃんとやらなきゃ」
「手を抜いちゃダメ」
「休みを取らせてもらってるのに…」と
自分を追い込んでいませんか？
特に専業主婦だと、
「外で働いていない分、家事や育児を完璧にこなさなきゃ」と感じやすいもの。
でも、これって本当に必要なことなのでしょうか？
疲れを取るためには、
まず「完璧じゃなくていい」と
自分に言い聞かせることが大切です。たとえば、
- 洗濯物をたたまずカゴに入れたままでもOK
- 食事は冷凍食品や簡単なメニューでもOK
さらに、「子育ては完璧を目指すのではなく、60点くらいを目指そう」という意識を持つと、気持ちがとても楽になります。
60点でも十分、子どもは元気に育ちますし、
笑顔のママが一番の宝物です。
自分を責める癖を手放そう
「休んでいるのに疲れが取れない…」
「自分は怠けているんじゃないか」と
どこかで勝手に自分を追い詰めてませんか？
でも、そんなふうに自分を責めると、かえって疲労感が増してしまいます。
まずは、「疲れているのは当然のこと」と認めましょう。
子育ては24時間体制の仕事。外で働いているかどうかに関わらず、頑張っている自分を褒めてあげてください。
ママ友との関係に気を使いすぎている
相談者の方の場合、仲の良いママ友が仕事をしている人ばかりで、気軽に話せる相手がいないと感じていました。
さらに、ママ友との関係がうまくいかないとあとで怖いかも．．．
気を使いすぎてしまうことがあるとのこと。
怖いドラマ見過ぎよ。てツッコミたいけど
もしも「気兼ねなく話せる相手」がいないと感じる場合、
無理に人間関係を広げる必要はありません。
一方で、オンラインでのコミュニティやSNSを活用して、共通の悩みを持つ人とつながることも選択肢の一つです。
そして、今回の相談者さんのように子育て支援施設などを利用して先輩ママさんたちに相談するのも一つです。(お住いの地域で子育て支援センターと検索してみてね。)
自分だけの小さな楽しみを見つける
疲れが取れないと感じる背景には、
「自分のための時間がない」ということもあります。
家族のために頑張るのは素晴らしいことですが、たまには自分だけの小さな楽しみを見つけてみましょう。
例えば、
- 子どもが寝ている間にお気に入りのドラマを観る
- 美味しいコーヒーを淹れて一息つく
- 好きな音楽を聴きながら軽くストレッチをする
こうした時間を意識的に作ることで、気持ちがリフレッシュされます。
心の健康も大切に
長期間、疲れが取れない状態が続く場合、
もしかすると心の健康が影響しているかもしれません。
軽い心の不調であれば、日々の生活を少し見直すだけで改善することもありますが、
場合によっては専門家に相談することも大切です。
精神科はハードルが高いと感じる場合は、地域の保健士さんなどに相談もできます、
お住まいの地域の子育て支援で調べて見てください。
「自分のことを大切にする」という視点を持つことで、
心と体のバランスを取り戻せるかもしれません。
おわりに
専業主婦として、子育てや家事をこなす毎日は本当に大変です。
疲れが取れないと感じるのは、決してあなたが怠けているからではありません。
そして、「いつかこの疲労感はなくなりますか？」という質問がありました。
「必ずなくなる時がきます」
子どもが成長するにつれて、育児の負担が軽くなる瞬間が訪れます。
その時、今の頑張りが「よくやった」と感じられる日が必ず来るはずです。
ほんとうに、毎日よくばんばってるよ！
自分を責めず、小さな楽しみを見つけ、心の健康を大切にすることで、少しずつ心が軽くなるはずです。
この記事が、同じような悩みを抱える方々の助けになれば幸いです。
